seriruの技術屋ブログ

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コロプラハッカソン型インターン2019に参加してきました

8/21 ~ 8/23までコロプラのゲームハッカソンインターンシップに参加していました。 本記事はその反省会です。

インターン概要

be-ars.colopl.co.jp

3日間で3人1組でチームを組んで、unityを使用したカジュアルゲームを作るという内容です。自分がunityやゲームプログラム初心者ということで初日は非常に緊張していましたが、結果的にとても楽しく、多くの学びを得られるインターンになりました。

1日目

朝10時に恵比寿のコロプラ本社集合でした。15分前に会場に入るも、既に半分くらいの参加者が集まっていました。

最初に自分のチーム名と名札が渡されるのですが、この段階でチームメンバの2人がすでに集合していたので自己紹介。1人は北海道からやってきたということでかなり驚きました...

その後、運営の支持に従ってunityやsourcetree、gitlabのセットアップを行いながら作るゲームのアイディア出しを行います。

今回のハッカソンでは「青」というテーマに沿ったゲームがお題だったので3人でブレインストーミングの要領で、気軽に青から連想できるワードを言い合いました。また、チームメンバの1人が予めゲームのアイディアをもってきてくれていたのでそれも参考にした結果、時事ネタとテーマをかけ合わせようというアイディアが生まれます。

最終的に今話題の煽り運転(煽(青)り的な言葉遊び)がゲームのテーマになりました。自機は煽られる車で後ろから煽ってくる車を自機の動きで場外へ追い出すというゲームです。

結果的にできたゲームはこんな感じ。

アイディア決めは1時間くらいで終わり、早速開発に入っていきます。

初日は自分がGitLabのissueに最低限必要な実装を書き出し、できるところ手にかけるという感じで進めました。

初日非常に順調に進み、issueに書き出した実装はほとんどすべて終わったのでver1.0のビルドまで終了しました。ゲームの肝になる部分は完成したため明日以降はレベルデザインや追加要素、チュートリアルの製作をしようということでお開きになりました。

2日目

2日目は登場する車の種類の増加やオーディオ要素の追加、UIの実装が主でした。

しかし、自分はここらへんについての知識がほとんどなくほぼすべてチームメンバ頼りになってしまい非常に申し訳なかったです。

一部の実装やゲームを遊んだりしながら2日目終了。

3日目

各々が家でUIやチュートリアルの実装を行ってくれていたので、最終日はレベルデザインや細かいところの修正に時間を割くことができました。

自分は敵機の登場頻度のパラメータを変更したり、時間に依ってレベルを適切に変更できる関数を考えたりしてました。

最後にここまでの開発分をdevelopブランチにマージし、コンフリクトを解消、しっかり動いていることを確認してビルドを運営に提出して終了!

結果

最後に参加者と社員さんが務めるレビュアーさんがすべてのゲームを遊び、点数をつけて上位3チームが表彰されました。

結果、自分たちのチームは同率2位!!!

ほかのチームもクオリティが高いゲームばかりだったのでこの結果には少し驚きましたが、素直にうれしかったです。チームメンバに超感謝。

よかったところともっと改善できるところ

  • 今回の自分が作りたかったゲームがVtuberなどが良くプレイしているカジュアルな「バズゲー」(https://app-liv.jp/1425793208/ みたいなやつ)だったので、最後の懇親会でその意図が社員さんに伝わっていたのが確認できてよかった。

    • ただ、少しゲームとしての尖り方が弱かった。実装力に自信がなかったためこれ以上のアイディアを出すと詰むと思ってしまった点は反省。
  • 最初にゲームに最低限必要な要素をGitLabのissueに書き出して実装を促せた点はプロジェクトの進捗・モチベーションの管理に役立った(と感じた。)

    • 最初に大方の骨組みを決めて、小さなissueのような要素にまとめることで開発中のモチベーションを損なわず進めやすいことがわかったことは非常に大きいと思った。今後、自分の開発でも癖にしていきたい。
  • 物理や数学などゲームプログラミングに必要な素養が明らかに足りていなかった。実装で明らかに焦ってしまい、助けられる部分が多かった。

  • UIやアニメーション、オーディオの知識が全くなかった。反省点。

まとめ

自分に足りないところが浮かび上がったインターンだったので満足でした。また、社員さんとの懇親会もいろいろな方と話すことができたので自分を客観視することに役立ちました。本当にこの3日間ありがとうございました。